
「通販型が安いのは絶対か?」と問われれば、事業形態上ほぼ絶対的に通販型の方が安くなるといっていいでしょう。
自動車保険は車の形式によって保険料率の標準が決められており、補償内容が同じであれば理論上補償面のコストは各社とも変わらないはずです。
保険料の違いは、補償以外の部分(人件費、支店経費、付帯サービスなど)の部分によって決まることになります。
通販型は、代理店型が負っている代理店経費、支店経費などの中間経費を省略して安い保険料を実現しています。
代理店型と通販型の保険料の違いはこのように事業形態の根本的違いによるものですので、逆転することはあり得ないといっていいでしょう。
代理店型最大手、シェアNO.1の東京海上日動のグループが、イーデザイン損保という別会社の形でついに通販型自動車保険の販売を始めました。
このことが、事業構造から来る通販型の絶対的な安さを示唆しています。